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沖縄の建築と自然

海洋性の亜熱帯で高温多湿というのが沖縄の自然的特徴 である。
大きく考えると、この礎を支える土は、中国奥地 から揚子江によって運ばれたものであり、
南北大東島はニ ューギニアあたりからマントルで移動してきたものだ。
梅雨はインド洋から運ばれてきて、台風は、はるか南方 から来襲する。
 
そして黒潮はアメリカ西海岸から北太平洋を廻り沖縄に 達する。
植生は東南アジアから拡がって来た北限と言われ ている。

このような大きな自然の中に沖縄の建築は位置している。

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沖縄の建築と文化

黒潮が南方より北上する事により、アジアの文化が伝わ ってきた事が、
沖縄の文化的基盤と考えられる。
建築の 原型は東南アジアの水上もしくは、海洋性の建築である。  
琉球の時代の交易により、中国の内陸的な様式が生活様 式にまで浸透している。

近代においては、日本化がいちじ るしく進み、更に戦後は、
米国の文化の影響を強く受けた 建築スタイルが定着している。
近年は、メディア、インターネット等の情報化の中で変化 しつつあるが沖縄の建築的特徴である。
このような異文化を受け入れるのは、島諸文化の特性でも あり、
その背景には、温暖な海洋性がもたらす大らかな気質 がある。

文化は気質が造るものであり、沖縄の民芸、音楽、芸能な どにもその特徴が表れている。

建築においても、ラテン系、又はトロピカルな地域におけ る大らかさが認められるように、
沖縄の建築も文化的な共通 性がある。


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アトリエZENが沖縄の建築について考える事

1. 海洋性の特徴を表現する事。

2. 南の大らかな気質を形にする事。

3. 植物等を含めた自然的環境を引き寄せる。

5. 情報、技術、材料などは広く世界に求める。

6. 日本本土だけでなく、東南アジアの取り組みと連なるものにしたい。


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